2010年9月13日月曜日

手載せ実装対応増えてます


本日もコートクブログをご覧頂き有難うございます。

今回は、弊社で最近受注が急増しております「手載せ実装」について、「メリット・デメリット」と併せて、ご紹介いたします。お客様の生産工法選択の参考になれば幸いです。

手載せ実装とは、メタルマスクでクリームハンダ印刷後に、主に以下のような理由から人の手で部品を実装することをいいます。

(理由)
①電子部品の梱包形態がバラの為、マウンター実装対応できない

②生産数量が少数の為、テーピング仕様で部品を購入(在庫)しない

③テーピングリールが他機種の生産と同時で、必要数をバラにして使用

お客様に伺いますと、②が多い理由のようですが、その他にも状況によって手載せ実装が工法として選択されます。
さて、その手載せ実装ですが、お客様に知っていただきたい、「メリット・デメリット」について少々ご紹介させていただきます。

【メリット】
①部品購入数が使用数のみで良い

②部品を在庫しない為(使いきり)、無管理でよい

③マウンタープログラム作成費がかからない

 ※実装点数にもよりますが、基本的に少量生産向きです
 

【デメリット】
①試作等の場合は、将来的にマウンター対応にしたとき不測の問題が発生することがある。

②生産数が大量に確保できない(弊社例)実装点数200点X40枚/day

③部品形状に制約がある(弊社例)0603チップは困難でした

④コスト高である

上記のことを踏まえ、上手に生産工法を選択することが、Q・C・Dを満たす重要な条件と存じます。

その他にも「マウンター+手載せ併用工法」等もございます。(非常に多いです)
弊社では、お客様の状況に合わせたご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。


お客様のQ・C・Dに貢献したい
安心工場 ㈱コートク
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TEL   0467-75-1917
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担当 伊藤
(H/Pにも、お問い合わせフォームございます)

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